【読書】『「ハッピーな部活」のつくり方』中澤篤史・内田良【教育・社会】
タイトル:「ハッピーな部活」のつくり方
著者:中澤篤史・内田良
出版社:岩波書店
出版日:2019
書籍紹介:学校の部活動をもっと良くするためのアイデアをまとめた本
読んでみて:この本を読んだきっかけは岩波ジュニア新書を大量購入した際の一冊で、初めて読みました。本書には多くの数字やガイドラインの出典が明確に記載されており、参考文献一覧も完備されているため、しっかりと作り込まれている印象を受けました。その中で特に印象に残ったのは、一部の中学・高校で部活動が強制されているという事実で、これは良くない慣習だと感じました。さらに興味深かったのは、アメリカやヨーロッパの部活動では一つの種目を通年で行うのではなく、シーズンごとに種目を変更するという事です。このことから、世界各国の学校での部活動・クラブ活動がどの様な感じなのか気になりました。また、序章で言及されている漫画については、タイトルしか知らなかったため、内容を知っていればより楽しめたような気がします。全体的にこの本は特別な事前知識がなくても十分に読み進められる内容となっています。
『「ハッピーな部活」のつくり方』(中澤篤史・内田良)
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