■読んだ本
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内薫
光文社新書
2006年2月
目次
プロローグ 飛行機はなぜ飛ぶのか? 実はよくわかっていない
第1章 世界は仮説でできている
(あたまを柔らかくする仮説1)「麻酔はよく効く仮説」
第2章 自分の頭のなかの仮説に気づく
(あたまを柔らかくする仮説2)「日本の海岸線は二四〇〇キロメートル仮説」
第3章 仮説は一八〇度くつがえる
(あたまを柔らかくする仮説3)「意識は続いている仮説」
第4章 仮説と真理は切ない関係
(あたまを柔らかくする仮説4)「マイナスイオンはからだにいい仮説」
第5章 「大仮説」はありえる世界
(あたまを柔らかくする仮説5)「世界誕生数秒前仮説」
第6章 仮説をはずして考える
(あたまを柔らかくする仮説6)「百人一首カルタ仮説」
第7章 相対的にものごとをみる
(あたまを柔らかくする仮説7)「殺人はこの座標で起きた仮説」
エピローグ すべては仮説にはじまり、仮説におわる
「あたまを柔らかくする仮説」の答え
もっと知りたい人のための参考文献
本当のエピローグ
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334033415
■読んでみて
参考にしてるオススメ図書リストにあったので買って数年前に一度読んだ本。今回読み直した(2024/10/14)。改めて思ったのは「相手が変なこと言ってる時は、そもそも相手が何を前提に考えてるのか気にした方がいいなー」ってこと。良い本だとは思う。
ただし、強固な思想で非科学的なモノを科学的だと思い込んでる系の人や、ネタとして楽しむとかじゃなくてマジで陰謀論信じてる系の人は、この本を読むと変な解釈をして、むしろ拗らせを加速させるだろうから、そういうタイプの人は読まない方がいい。
毒にも薬にも"なる"って本。